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植栽デザインについて
庭は普通、建築に添えられるものです。
建築にバランスよく馴染む植栽である事と、足りない部分は補い、より一層引き立てるようなデザインにセンスを感じています。
それに加え施主のライフスタイルやご希望もヒントとなります、条件や理想から導きだした答えは、オリジナルのデザインになるはずです。
ただし造園は(附田の庭づくりは特に)不整形な自然の物を扱いますので現場でデザイン通りに行かない事も宿命です。
その理由でプランの図面は建築図面ほど緻密で信憑性の高い物とは言えませんが、施主との仕上がりのイメージを共有して同じ方向に向かっていくため必要な物だと考えております。
植物の選定
植物の種類選びも植栽デザインの最も大切な工程です、ナチュラルな植栽をコンセプトとしていますので日本の野山で生息する雑木や山野草を中心に構成しています。
日本の風土に合った植栽を行う事は植物の成長にも合っていますし、我々日本人は四季感を感じながら生活を送っていますので、やはり日本の植物を選ぶことは合理的です。
それに加え、世界には様々な植物があります。優れた改良品種も沢山出ています。
宿根草や観葉植物を取り入れる庭師は少ないのですが、個人的には大好きで、無くてはならない存在です。
造園屋さんや外構屋さんが苦手とする草花が得意なのも僕たちの強みです。
どこまでも自然でユーモアのある植栽デザインを心がけています。
塀やウッドデッキなどの外構
附田諒庭園設計は植栽の専門家ですが、お庭に付随した塀・ウッドデッキ、コンクリート駐車場などの一貫した外構もご相談にのります。
お庭を担当する造園が外構まで行う事はデザイン的にまとまりがよく合理的です。
ただし自然な植栽があってこその庭づくりだと考えておりますので、既成のエクステリア建材やブロック・コンクリートが中心の外構工事は建築側の外構屋さんにお任せする事をお勧めします。
外構は建築の外装に合わせる事が基本ですが、外構は「建築とお庭の懸け橋」だと思っています。具体的には構造物である外構の素材を「木や石」などの自然素材で仕上げる事を得意としています。
もちろん駐車スペース等はコンクリートが耐久性高いですし、施主様の趣味もありますのでご希望を伺いながら決めましょう