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DIRECTION
自然からのインスピレーション
自然を身近に愉しむ、これが庭の本質だと思います。
僕たちが目指す造園は不自然ではなく自然です。
キッチリ揃えて形作るのは建築だけで十分。
自然はランダムだから美しい、自由だから気持ちいいんです。
専門としている雑木の庭はもちろん、渓流、草原、乾燥地帯、岩場、海辺、人々が美しいと感じる自然の風景からヒントを得て、本物を連想する様な庭づくりを行っています。
四季を通じて楽しめる庭
日本の特徴と言えば季節がある事です。
季節を感じるのには暑い寒いだけでなく、芽が出てきた・花が咲いた・雪が積もった。などの発見と喜びから感じるものであり、こんな四季ごとの楽しみがお庭の醍醐味だと思っています。
東京や神奈川の都心では季節感を感じる事も難しいです。お庭に自然の四季があったらどんなに素敵でしょう。
施主様から評価して頂いた中で、「春になってから次々と山野草の花が咲き感動しました!」とのお声をいただく事が多いのですが、やはり季節の移り変わりで変化を出す事には気を使っています。
3、雑木の骨格
庭づくりの中で核としているの自然樹形の雑木。
スリムで繊細なプロポーションは芸術的で、独特の曲がりは木そのものが生きてた事の証。
森の摂理をお庭に取り入れ、4m~7mの高木を中心に、中木を添え、低木を足下に組み合わせた植栽を基本としています。
スリムな樹形の雑木は、坪庭などの狭いスペースに複数の樹種を寄せ植えしても息苦しくなる事はありません(ただし庭師の知識と技術次第ですがお任せ下さい)。
木々の下には山野草や山の石組も必要です、雰囲気を出すのには流木なんかもいいですね。
その周りには当然の様にコケや落ち葉が広がります。
雑木は自分の目で見て選んだ物を使う事はもちろん、
自分たちで真冬の山に入り、自然な樹を探し、掘り上げ、畑で育て、それぞれの建築や空間にマッチする樹木を選び抜いて植栽します。
ここまで徹底しているのは東京・神奈川でもうちだけでしょう。